こんにちは、YOSSYです!
今回はチェルシーが生んだ最強のSBにして若きキャプテン、リース・ジェームズ選手をご紹介します!
昨季監督の交代やチーム戦術が整わない中苦しんだチェルシーが、アカデミー出身の若き逸材をキャプテンに任命した。
新生チェルシーの未来を託された男リース・ジェームズ選手についてプレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました!
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経歴
国籍:イングランド
生年月日:1999年12月8日(24歳)
身長:182cm
体重:82kg
クラブ経歴
・チェルシー
6歳からチェルシーアカデミーに入団。
2017年3月、チェルシーFCと初のプロ契約を締結した。
2017-18シーズンはU-18チームのキャプテンを務め、FAユースカップの優勝に貢献しアカデミーの年間最優秀選手に選出された。
2018-19シーズンはウィガン・アスレティックFCにレンタル移籍。
リーグ戦45試合に出場しチームのチャンピオンシップ残留に貢献した。
96パーセントの得票率でサポーター選出の年間最優秀選手に選出され、選手が選ぶ年間最優秀選手にも選出された。
2019-20シーズンよりチェルシーに復帰。2019年11月7日、UEFAチャンピオンズリーグ第4節のアヤックス戦でゴールをきめ、チェルシー史上最年少得点者となった。2020年1月16日、クラブとの契約を2025年まで延長した。
2020-21シーズン、トゥヘル監督就任後、本職はサイドバックだが、ウイングバックや3バックの右で起用されることが多くなる。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝のマンチェスターシティ戦では後に同僚となるスターリングを抑え込むなど優勝に貢献した。
2021-22シーズンにはDFでありながらリーグ戦では5ゴール9アシストを記録。
2022年9月5日に5年+1年のオプションが付けられた契約オファーにサインした。
2022-23シーズン、開幕からスタメン出場するなど活躍。
トゥヘル監督の後を引き継いだポッター監督の信頼を得り、就任後も試合に出場し続けた。
怪我に悩むシーズンで16試合の出場にとどまっている。
2023-24シーズン、シーズン開幕前に新キャプテン就任が発表された。
代表経歴
2020年10月、イングランド代表に初招集されると、ウェールズ代表戦に58分より途中出場し20歳で代表デビューを果たした。
イングランド代表の右サイドバックはタレント揃いの激戦区で、代表召集自体はされるも怪我により出場の機会を失っている場面も多い。
プレースタイル
・メインポジションは右SB
※チェルシーではフォーメーションの都合上右WB
・多彩なキックとピンポイントクロス
ジェームズ選手と言えば高速クロスが代名詞で、特にGKとDFの間を通し味方選手が合わせるだけのセンタリングは秀逸である。
DFにとってクリアし損ねるとオウンゴールにもつながる可能性があるため簡単にボールに触れられず、逆に味方選手も点で合わせることが難しく宇宙開発の場面が多発することが難点。
キック自体は多彩なため、回転をかけたりアウトサイドでも蹴り分けることが可能で、これが相手DFの意表をつき決定機に結びつける。
・スピードだけではない連携面のうまさ
簡単に正確なクロスを上げているように見えるのは、身体能力任せのスピードだけでなく味方との連携面にある。
右サイドで崩す際細かく味方とつないだりワンツーで抜け出したりとクロスを上げるまでの過程を大事にしている。
むやみにクロスを放り込むことはせずクロスを上げるターゲットのタイミングまでしっかり合わせているため、ピンポイントでのクロスが成立するのである。
・屈強な身体能力を活かした守備能力
ポジション上プレミアリーグ屈指のドリブラーが集まる左WGの選手と対峙することがほとんどだが、ジェームズ選手そんな選手に対しても強さを見せる。
スピードと筋肉をまとったボディを使い、相手選手とボールの間に一瞬入り込みマイボールにしてしまう。
現代型のサイドバックにして攻撃、守備ともに最高水準を備えるジェームズ選手こそ(怪我さえなければ)世界最高のサイドバックである。
市場価値
・2024年1月現在:5,000万ユーロ(103億円)
・2022年11月の7,000万ユーロがこれまでの最高額。
・2019年チェルシー復帰後順調に右肩上がりに評価額をあげていた。
ハキミ選手(パリSG)、アレクサンダー・アーノルド選手(リヴァプール)と並び世界最高の評価を得ていたが、怪我が続き思うように出場できず評価を落としている。
年俸
2022年~(チェルシー★最新) 23億9,000万円
2020年~(チェルシー) 4億5,800万円
6歳からアカデミー育ちのリース・ジェームズ選手は確実にチームでの地位を築いている。
今夏クリバリ選手とカンテ選手が移籍になったことでチームで2番目の高給取りとなった。
怪我がちで稼働率だけが懸念されるが、実力自体は疑いがないため年俸に見合った活躍を期待する。
エピソード
6歳からチェルシーアカデミー所属のジェームズ選手はメイソン・マウント選手、デクラン・ライス選手、チャロバー選手と同期である。
今季18年間ともに在籍しトップチーム昇格を果たしたマウント選手はマン・Uへ移籍した。
インスタグラムでマウント選手に対して送った言葉は感動と反響を生んだのである。
「兄弟よ。何から話そうか。
僕は6歳の時から君を知っていて、一緒に成長し、トップチームに入るために同じような道を歩んできた。事実上不可能と思われたことをね。僕は君と一緒にそれを成し遂げられたことを誇りに思う。小さい頃の君を見てきたし、今の君や選手に成長する姿も見てきた。僕たちのキャリアで最高の日々を一緒に過ごしたことは、僕の心に永遠に残るだろう。
お別れは悲しい。君の幸せと健康、そして新たな冒険での幸運を祈っています!いつまでも心はブルーだよ」
総括(感想)
世界最高基準で攻守のバランスを兼ね揃えたリース・ジェームズ選手。
唯一の課題はフルで活躍できたシーズンがほとんどないことである。
今シーズンよりキャプテンに任命され監督選手から人格的な部分でも評価される中、フィールドで他選手を引っ張る存在として新生チェルシーの返り咲きを目指す柱として活躍を期待します。