こんにちは、YOSSYです!
今回はマンチェスター・ユナイテッドの「アカデミー出身からチームの柱へ」、ラッシュフォード選手をご紹介します!
若くして頭角を現し、昨季覚醒を迎えたラッシュフォード選手ついて、プレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました!
また、プレミアリーグを含め、サッカーを無料でライブ視聴する方法をご紹介しています!
こちらの記事も是非確認してみてください!
経歴
国籍:イングランド
生年月日:1997年10月31日(26歳)
身長:185cm
体重:70kg
クラブ経歴
・マンチェスター・ユナイテッド
7歳の時にマンチェスター・ユナイテッドFCのアカデミーに参加したことが彼のキャリアのスタート。
2015-16シーズンより初めてのトップチームのベンチ入りを果たすが出場はならなかった。
2016年2月25日にUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦、FCミッティラン戦の2ndレグではアントニー・マルシャル選手の負傷により、急遽スターティングメンバーとして出場すると、デビュー戦で2ゴールをあげる活躍を見せ、1stレグを1-2で落としていたチームを救った。さらに、アーセナルFC戦でプレミアリーグデビューをすると、その試合でも2ゴール1アシストを記録し3-2での勝利に貢献した。
2018-19シーズンから背番号を10番に変更することを発表した。歴代ファン・ニステルローイ選手やルーニー選手が着用していた番号でチームの顔となる番号の一つである。
2019-20シーズン、22歳という若さで覚醒。開幕戦のチェルシー戦で2ゴールの活躍で勝利に貢献し好調なスタートをきると、キャリアで最高にしてチーム最多の17ゴールを決めた。
2022-23シーズンにクラブでの通算100得点を決め、大事な試合での活躍もあり完全にエースとしての立場を確立した。
リーグ戦35試合に出場し17ゴール5アシストと激戦のプレミアリーグでCL出場権獲得に大きく貢献。
代表経歴
2016年、UEFA EURO 2016に向けた候補メンバーでイングランド代表に初選出された。
その後、5月27日のオーストラリア代表との親善試合にて18歳で史上最年少記録となる得点を決める。
2018 FIFAワールドカップでは途中出場で3位決定戦など6試合に出場したが、無得点に終わった。
2022年11月、クラブでの不調から一時は代表から外れていたがワールドカップカタール大会を戦うイングランド代表に選出され、1次リーグ初戦のイラン戦では途中出場し1ゴールを挙げると、第3戦のウェールズ戦では先発起用され、直接FKでのゴールを含む2ゴールを挙げてチームの決勝トーナメント進出に貢献した。
プレースタイル
・メインポジションは左WG
・悪魔的右足のシュート
ラッシュフォード選手の右足の決定力の高さは類を見ない。
ミドルレンジからのパワーシュート、キーパーとの一対一とその右足から繰り出されるシュートは相手キーパーをノーチャンスにさせる。
特筆すべき点は足の振りの速さであり、相手DFが寄せきる前に振りぬくことができるため、通常であればブロックされるスペースでも精度の高いパワーシュートを決めきることができる。
・裏への飛び出しによる決定機演出
チームにブルーノ・フェルナンデス選手がいることが幸いし、カウンターの場面二人で得点に結びつける場面も多い。
相手DFラインとの駆け引きのうまさがずば抜けており一瞬のタイミングで独走する。
一対一もスピードとシュート精度だけで得点するだけでなく、スローでしかわからないがキーパーのタイミングを外すためのフェイントを何度も入れている。
是非こちらの動画の11分01秒を観ていただきたい。
・力強いヘディング
恵まれた体格と体幹の強さを活かしたヘディングでのゴールも多い。
緩いクロスに対しても点で合わせてゴールネットに突き刺すシュートはクリスティアーノ・ロナウド選手を彷彿とさせる。
中央でのポジショニングや動き出しも完璧で現在もCFで使われることもあるが、今後はストライカーとしての活躍も期待できる。
市場価値
・2024年1月現在:7,000万ユーロ(111億8,000万円)
・2019年、21歳で8,500万ユーロに到達後多少の上下はあるも安定した金額を推移している。
プレミアリーグ全体で6位タイ、左WGというポジションに絞ればフォーデン選手に次いで2番目という金額から世界でも有数の実力と評価を得ている。
年俸
2023年~(マンチェスター・ユナイテッド★最新) 28億2,240万円
2019年~(マンチェスター・ユナイテッド) 17億6,900万円
2016年~(マンチェスター・ユナイテッド) 1億7,690万円
2023年7月19日に2028年6月まで契約の延長が発表された。
その結果デ・ヘア選手が放出されるとチーム内では4番目の年俸となる。
正直ユナイテッドは外で実績のあった選手を高額の移籍金と年俸で獲得するケースが多く、見合った活躍ができていない選手も多い。
その中でアカデミーからここまでの活躍を評価されてのこの金額は本人も納得のものだろう。
シーズンにより浮き沈みの激しい面やまだリーグ戦20ゴールを決めたことのない実績から心配するユナイテッドファンも多いようだが、ラッシュフォード選手が前向きにサッカーに取り組む姿勢を考えるとユナイテッドが優勝まで返り咲く姿は生え抜きのこの選手とみていたいファンも多いだろう。
エピソード
慈善活動に積極的に取り組んでいるラッシュフォード選手。
2020年3月、世界がパンデミックに陥る中、イギリスでは子どもたちのために無料の学校給食を提供するバウチャーシステムが3月から設けられた。しかし、イギリス政府はこのシステムを学校が開催されている間のみとし、夏休みの期間中を支給対象外とする判断を下した。
これに対し、ラッシュフォード選手は6月15日に下院議員宛の公開書簡を発表し、夏休み中も子どもたちがこの支援を受けられるよう政府に訴えた。そしてその2日後、ラッシュフォード選手は当時の首相ボリス・ジョンソンと電話で対談し、夏休み期間中も運用を継続させることを実現した。同時に、慈善団体「FareShare」と協力し、貧困家庭などに対して300万食分の食事を確保するため、2000万ポンド(約26億8000万円)の寄付を集めた。
この時の寄付金額は23歳時、最年少で『Sunday Times Giving List』のトップになった。
英紙『Sunday Times』によるこのリストは英富裕層が年間に行った慈善活動を査定するもの。
ラッシュフォード選手はこのランキングで1位になったのだが、寄付額が最も多かったわけではない。
資産に対する寄付の“指数”が最も高かったと評価された。
資産額が1600万ポンド(24億円)とされるラッシュフォード選手は、2000万ポンド(26億円)相当の寄付を集め、その指数は125%。 資産を超える寄付額を集めたのはラッシュフォード選手のみである。
総括(感想)
ラッシュフォード選手は彼のエピソードを知れば知るほど愛したくなる選手である。
サッカーに取り組む姿勢や慈善活動、家族のためにお金を使っていく姿は好感が持てる。
高年俸の長期契約を結ぶことで落ちぶれていく選手も多くいるが、彼自身ユナイテッドに育てられた境遇に感謝を隠さないため、より忠誠を誓ってチームの柱として引っ張っていってくれることを期待します。