こんにちは、YOSSYです!
今回はアーセナルの「若きキャプテン」、ウーデゴール選手をご紹介します!
18季ぶりにリーグ優勝が見えているアーセナル、日本代表冨安選手の活躍も含めてチェックされている方も多いのではないでしょうか?
アーセナルで若き才能を束ねるウーデゴール選手についてプレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました!
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経歴
国籍:ノルウェー
生年月日:1998年12月17日(25歳)
身長:178cm
体重:68kg
クラブ経歴
・ストレームスゴトセトの下部組織に加入し、14歳であった2013年にトップチームの練習に参加するようになる。2014年4月13日、オーレスン戦でトップチームデビューを果たし、エリテセリエン史上最年少でプレイをした選手となった。
・2015年1月22日に6年契約でスペインのレアル・マドリードに移籍した。トップチームで練習を行いながら主にレアル・マドリード・カスティージャで試合に出場する契約となっており、ウーデゴールは入団会見で「世界で最も偉大なクラブに所属するのは夢」と語った。
・2015年5月23日、リーガ・エスパニョーラ最終節のヘタフェ戦の後半13分、リーグ戦ではチーム史上最年少となる16歳157日でデビューした。しかしトップチームの攻撃陣の分厚い層に阻まれ、トップチームに定着することは叶わず、それからもカスティージャでプレーした。
・2017年1月9日、オランダ・エールディヴィジのSCヘーレンフェーンへ期限付き移籍、2018年8月21日、フィテッセへ期限付き移籍、2019年7月5日、レアル・ソシエダへレンタル移籍を経てレアル・マドリードに復帰を果たした。
・2021年1月27日、アーセナルFCへの2020-21シーズン終了までのローン移籍が発表。アーセナルでのパフォーマンスは高く評価されたがアーセナルは翌シーズンの欧州大会への出場権がないことも退団することとなった。
・ウーデゴール選手はレアル・マドリードでのポジション争いに意欲を見せたが、アンチェロッティ監督から実質的に構想外であることを伝えられたこと、自身の成長には出場機会を得ることが必要と考えたことから意思を変え、プレシーズン後の2021年8月20日、アーセナルはウーデゴール選手の完全移籍を発表。
・2022年7月30日、21-22シーズン後半からキャプテンを務めていたラカゼット選手の退団に伴い、アーセナルのキャプテンに新たに就任することが発表された。2022-2023シーズンは35節時点で15ゴール、7アシストとそのキャプテンシーだけでなく数字でもチームを牽引する存在となっている。
代表経歴
・2014年8月19日、UAE代表とスタヴァンゲルで対戦するノルウェー代表のメンバーに招集された。8月27日に行われた試合は0-0の引き分けに終わったが、1910年に記録された15歳と351日という記録(Tormod Kjellsenが保持)を更新し、ウーデゴール選手は15歳と253日というノルウェー史上最年少でA代表デビューを飾った選手となった。
・2014年9月30日、ウーデゴール選手はEURO 2016予選のマルタ代表、ブルガリア代表戦に向けた代表メンバーに招集された。10月14日のブルガリア戦の後半18分から、EUROの予選における史上最年少となる15歳300日での出場を果たし、2015年3月29日のクロアチア代表戦では同予選で史上最年少である16歳101日でスターティングメンバーに名を連ねた。
・2021年3月12日、22歳という若さながらノルウェー代表の新キャプテンに任命されたことがストーレ・ソルバッケン代表監督の会見で明らかとなった。 2022ワールドカップ出場に向けた欧州予選グループステージでは10戦全試合にキャプテンとして出場したがチームはオランダ代表、トルコ代表に次ぐグループ3位に終わり惜しくもワールドカップ出場には届かなかった。
プレースタイル
・メインポジションはトップ下。
・ドリブルとキープ力
足元の技術が高く相手を自分の間合いに誘い込んで一瞬の切り返しで抜いたりキープして散らしたりと多彩。 常に味方選手の近くにフォローに入り、的確なポジショニングからボールを引き出しボールキープと、チームに安定感を生み出す。
・空間把握能力抜群の決定的パス
空間把握能力が高く狭いスペースからでもペナルティエリア内に走りこんでくる味方選手へ「浮き球」でのラストパスが芸術的。 中盤の低い位置からでもロングパスを通す精度でどこからでもチャンスを作り出す点は過去に活躍したエジル選手を彷彿とさせる。
・圧巻のミドルシュート
グラウンダーのクロスにペナルティ内外からダイレクトにミドルシュートを突き刺す。 パワーシュートも持っているがコースを狙ったコントロールシュートを得意としており、アーセナル相手に引き気味の相手チームに対しても効果的な得点を生み出す。
市場価値
・2024年1月現在:9,000万ユーロ(144億7,000万円)
・レアルから移籍してきた当時の市場価値が4,000万ユーロだったことから約2年で倍まで上がっている。
・プレミアリーグ全選手の中でも6番目と世界でもトップクラスの選手と認められている証だ。
・アーセナル内では2位で、トップはサカ選手(1億1,000万ユーロ)、3位はジェズス選手(7,500万ユーロ)、 ちなみに冨安選手は2,500万ユーロである。
年俸
2023年~(アーセナル★最新) 22億6,000万円
2021年~(アーセナル) 11億6,000万円
2020年~(アーセナル) 6億7,000万円
2019年~(レアル・マドリード) 6億9,000万円
2018年~(フィテッセ) 6億8,000万円
2017年~(ヘーレンフェーン) 7億1,400万円
2016年~(ヘーレンフェーン) 7億0,000万円
2015年~(レアル・マドリードB) 6億8,000万円
2014年~(レアル・マドリードB) 2億8,000万円
2013年~(ストレームスゴトセトIF) 51万円
レアル時代から他のチームの主力級の給料を受け取っていたが、アーセナルへ移籍後22歳で年俸大幅アップ。
しかし、チーム内では7番目。 5年契約と噂されているため、2026年夏までの契約の見込みである。 リーグ優勝を目指すチームのキャプテンとして当然手放すことはなく契約延長交渉になると思うが、さらなるアップに期待である。
エピソード
2021-22シーズン第4節ノリッジ戦でアーセナルデビューを果たした冨安選手だが、デビュー後にウーデゴール選手とのエピソードを語っている。
「ノリッジとの試合の前は、正直言ってとても緊張していました。だから、すべての選手、特にマルティン・ウーデゴールの助けには本当に感謝しています。彼は『この時間を楽しむんだ、本当に楽しむんだ』と言ってくれましたがそれができました。おかげでチームも勝ち点3を取れました」
緊張をほぐされた冨安選手は、あわやゴールかというボレーシュートを放つなど、攻守に存在感を示す上々デビューに。その躍動プレーの裏には、同い年のウーデゴールからのサポートがあったようだ。
レアルに所属していた際にスペイン語が話せずコミュニケーションに不安を抱えていた若干16歳のウーデゴールに対して、クロース選手、モドリッチ選手、ロナウド選手が英語で親切にフォローしてくれたというエピソードを語っている。
新参者の不安に対するケアを、する側としてすぐに実践するところが若くしてキャプテンを任される所以となるエピソードの一つだろう。
総括(感想)
ノルウェーの神童として早くから注目されていたウーデゴール選手。
しかしレアル所属時にはレンタルで転々とする日々を送っていた。
その時期のプレッシャーや苦労は相当のものだろう。
しかしアーセナルで開花し、キャプテンとして低迷していたアーセナルを引っ張る存在となったウーデゴール選手はチームにとって最も欠かせない選手と言って過言ではないでしょう。
神童から苦労人へ、そんな人物がアーセナル優勝時、中心でトロフィーを掲げる姿を是非見てみたい。