こんにちは、YOSSYです!
今回はマンチェスター・ユナイテッドの「チェルシーが生んだ逸材」、メイソン・マウント選手をご紹介します!
当時チェルシーの未来と謳われたマウント選手ついて、プレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました!
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経歴
国籍:イングランド
生年月日:1999年1月10日(25歳)
身長:181cm
体重:76kg
クラブ経歴
・チェルシー
2005年、6歳でチェルシーFCのアカデミーに入団。
・フィテッセ
2017年8月26日、レンタル先のフィテッセでプロデビュー。開幕からしばらくはベンチスタートが続いたが、11月の下旬からスタメンに定着。フィテッセでは公式戦39試合13得点を記録し、クラブの年間MVPに選出された。
・ダービー
2018-19シーズンはレンタル元チェルシーのレジェンド、ランパード監督が指揮を執るダービーにレンタル移籍。ランパード監督から信頼を得て公式戦42試合に出場、11ゴール5アシストを記録。
・チェルシー
2019-20シーズン、ランパード監督もチェルシーに就任することが決まり愛弟子であったマウント選手も引き連れレンタルバックでチェルシーへ帰還。
2019年8月11日、開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦で復帰したチェルシーでプレミアリーグデビューを果たし、次節8月18日、レスター・シティFC戦で初ゴールを決めた。
2020-21シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ、準々決勝のFCポルト戦の1stレグでチャンピオンズリーグ初ゴール(チェルシーの選手がチャンピオンズリーグの決勝トーナメントで決めた最年少ゴールとなった)を決めた。準決勝のレアル・マドリード戦の2ndレグでも1ゴールを挙げて決勝進出に貢献すると、決勝のマンチェスター・シティ戦でも先発出場、カイ・ハフェルツの決勝ゴールをアシストする活躍で優勝に貢献した。
2021-22シーズン、リーグ戦では初めてシーズン二桁ゴール二桁アシストを記録。2シーズン連続となるクラブ年間最優秀選手に輝いた。
2022−23シーズン、怪我の影響もありリーグ24試合の出場にとどまったが、チェルシー通算では129試合に出場し、27ゴール24アシストを記録している。
・マンチェスター・ユナイテッド
2023年7月5日、マンチェスター・ユナイテッドへの完全移籍が発表された。移籍金は最大6,000万ユーロで、背番号は7。契約期間は2028年6月までで1年の延長opが付帯している。The AthleticのジャーナリストであるLaurie Whitwellによると、移籍後の週給は25万ポンド程度であり、これはチェルシーの契約延長オファーやリヴァプールの提示額と同等だとした。
代表経歴
2017年のUEFA U-19欧州選手権では優勝に貢献し大会MVPに選ばれた。
2019年9月7日のUEFA EURO 2020予選、ブルガリア戦でA代表デビューを果たし、11月17日のUEFA EURO 2020予選コソボ戦で代表初ゴールを決めた。
2022年11月10日、W杯カタール大会に向けたメンバーの1人に選出された。
プレースタイル
・メインポジションは攻撃的MF
IHから左右のWGまで幅広くこなすことが可能。
・技術が凝縮された華麗なファーストタッチ
特筆すべきスピードやドリブルスキルがあるというわけではないが、トラップの技術と視野の広さとクリエイティブさで難しいプレーも簡単にこなしてしまう。
ボールが来る前から仲間や相手選手の位置動きに合わせてプレーを思い描いているのだろう。
ワンタッチで相手を置き去りにし、ワンタッチでチャンスクリエイトをすることで「あっさりと」決定機に結びつけることができる。
・高精度のキックが繰り出す得点関与
キックの精度の高さからプレースキックを任されることも多い。
しかしマウント選手の特徴は多少無理な体制だったとしても体幹の強さとボールコントロールの技術により、ゴールや決定的なパスを出すことができることだ。
2021-22シーズンに二桁ゴール二桁アシストを残した得点関与数はユナイテッドでさらなる覚醒が期待できる。
・闘志あふれるプレーと献身的な守備
マウント選手の特徴に献身的な守備があげられる。
前線からの守備によりボールを奪取しゴールにつなげるシーン、中盤や後方まで戻って守備をするシーン、そんなプレースタイルをテン・ハフ監督が好んだ可能性が高い。
レンタルで来ていたベグホルスト選手が前線からの守備を積極的にする姿勢を好んで抜擢していた点を踏まえ、より得点に関与できるマウント選手はチーム力向上を図るうえでベストな選択になるだろう。
市場価値
・2024年1月現在:4,500万ユーロ(72億2,000万円)
・2021年の7,500万ユーロがこれまでの最高額。
・概ね評価額通りでユナイテッドは獲得に成功している。
イングランド代表、チェルシーアカデミー出身でチェルシー内で最も人気のある選手の一人だったが、チェルシーは選手整理も必要で契約年数も残り1年だったということもあり破格の値段をつけることはできず。
マウント選手自身は若くチームの中心となれるポテンシャルも十分あるため、今後評価額はまだまだ伸びそうだ。
年俸
2023年~(マンチェスター・ユナイテッド★最新) 23億5,000万円
2020年~(チェルシー) 7億1,600万円
2018年~(チェルシー) 4,000万円
まだ頭角を現したのがここ数年ということもあるが、現在のインフレした状態でチームの柱となっていたマウント選手に7億は安すぎた。
チェルシーでの契約更新が迫った際に同じくアカデミー出身のリースジェームズ選手と同等の待遇を要求をするも渋られ結果ユナイテッドが獲得することに。
チェルシーサポーターとしては今季不調だったとはいえ、チーム状況がよくない中孤軍奮闘していたマウント選手は期待の星だったのにもかかわらず、喧嘩別れのようになってしまったことは大変悲しい事態だろう。
エピソード
イングランド代表で今季アーセナルへ移籍したライス選手とは同じ時期にチェルシーユースで過ごしたこともあり、非常に仲のいい親友である。
チェルシーがアメリカ遠征した際にライス選手も一緒についてきてマウント選手と休暇を楽しんだり、二人でサッカーゲームをする動画がチェルシー公式YouTubeに取り上げられるなど公認の仲である。
今夏2人揃って同じタイミングでの移籍となったがチームメイトとなることは叶わず、改めてライバルとして戦う姿が楽しみである。
総括(感想)
チェルシーの未来と称されていたマウント選手。
オーナー変更以降、最も割を食ってしまった選手の一人だろう。
ユナイテッド移籍で不安があるとすれば、絶対的なレギュラーを約束されていないということ。
マウント選手の主戦場にはブルーノ・フェルナンデス選手が君臨し、ライバルになるかそれともフォーメーションやポジションを再考するか見ものである。
ただしクリスティアーノ・ロナウド選手も着用していた背番号「7」を与えられていることは期待されているものは相当高い。
まだ24歳とこれから全盛期を迎える中、どのチームでも重宝されてきたマウント選手にはユナイテッドでの活躍も期待します!