こんにちは、YOSSYです!
今回はたった数試合でチームの王様となったマディソン選手をご紹介します!
今季レスターからやってきてくすぶっていた才能を開花させました。
トッテナムでこれまで足りなかった中盤のオールマイティプレーヤーマディソン選手についてプレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました!
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経歴
国籍:イングランド
生年月日:1996年11月23日(27歳)
身長:175cm
体重:73kg
クラブ経歴
・地元クラブであるコヴェントリー・シティFCの下部組織で育成され、2014年8月13日のフットボールリーグカップ・カーディフ・シティFC戦でトップチームデビュー。
・2016年2月1日、ノリッジ・シティFCと3年半契約を結んだ。なおシーズン終了までレンタルの形でコヴェントリーに残留し、2016年8月31日、アバディーンFCへのレンタル移籍が発表された。
レンタル復帰後の2017-18シーズンはチームの中心として活躍、得点ランク9位タイの14ゴールを挙げた。 シーズン終了後にはチャンピオンシップの年間ベストイレブンにも選出された。
・2018年6月20日、レスター・シティFCと5年契約を結んだ。推定移籍金は2000万ポンド。低迷期からクラブを支えたアンディ・キングから背番号10を譲り受けた。
8月10日、シーズン開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦でデビュー。
8月18日の第2節ウルブス戦にて初ゴールを決めた。
以降も主力に定着し、プレミア初挑戦ながら7ゴール7アシストを記録。 同シーズン、クラブの最優秀若手選手賞を受賞した。
・2020年8月24日、新たに4年契約にサインした。2021-22シーズン、年間53試合18ゴール12アシストと活躍、チーム内の年間最優秀選手に選出された。
・レスターでは公式戦通算203試合の出場で55ゴール41アシストを記録した。
・レスターは2022-23シーズンのプレミアリーグを18位でフィニッシュし、新シーズンは10年ぶりにチャンピオンシップ(イングランド2部)での戦いに身を置くことが決定。現行契約が2024年夏までだったマディソンを今夏のマーケットで売却する方針を固めていた。
トッテナムとニューカッスルが獲得に名乗りを上げ最終的にはトッテナムが制する形に。
契約年数は2028年夏までの5年間と発表。イギリスメディア『BBC』によると、移籍金4000万ポンド(約73億円)となった。
代表経歴
2019年11月14日、ウェンブリーで開催されたUEFA EURO 2020予選のモンテネグロ代表戦で、アレックス・オックスレイド=チェンバレンとの交代で途中出場しフル代表デビュー。
2022年11月、クラブでの好調なプレーから、ワールドカップカタール大会に臨む代表チームのメンバーに選出された。代表への召集は前述の2019年11月以来、約3年振りでもあり、驚きをもって報道された。
プレースタイル
・メインポジションは攻撃的MF
・多彩なキックとパス精度
スペースへのスルーパスが一級品。
特にスピードの緩急や回転を自由自在に操り、味方選手がボールを受けやすい位置、タイミングで供給する。
プレースキッカーとしても優秀でピンポイントクロスは大きな武器となり、これまでキッカーを務めていたソン選手が自由になれることで攻撃の幅が広がった。
・ボールキープやためを作る動き
顔をあげながら足元にぴったりとっくついたボールキープで相手にボールを奪う隙を与えない。
相手は飛び込むこともできず、飛び込んだとしてもファールをもらえる技術で時間を作る。
ボディコントロールや細かいフェイントがうまく、2,3人に囲まれても抜き去ったりフリーの味方選手へパスを出すことができ、それはペナルティエリア内でも発揮するためボールを持ったら本当に厄介な選手である。
市場価値
・2024年1月現在:7,000万ユーロ(111億9,000万円)
・2019年12月に23歳で6,000万ユーロの値が付いたがそこから上振れすることはなく安定している。
・今季トッテナムに移籍し活躍から評価額上昇しチーム内トップの市場価値に。
・1996年生まれではロドリ選手(マンC)、サネ選手(バイエルン)についで3番目。
トッテナムに移籍してきていきなりチームの中心として活躍している。
このまま活躍が継続されれば過去最高値も遠くないと思われる。
年俸
2023年~(トッテナム★最新) 不明
2020年~(レスター・シティ) 10億5,000万円
トッテナム加入してからの年俸は確認取れず。
またレスター時代の年俸も2020年以降572万ポンドだったとのみの確認にとどまる。
レスター時代はバーディ選手、シュマイケル選手についで3番目の年俸だった。
エピソード
2019年3月レスター時代のマディソンは、ゴールまで20メートルあまりという位置で得た直接FKのチャンスで、得意の右足を振り抜いた。壁の上を超えたシュートをそのままゴール左のネットを揺らし、チームに先制点をもたらした。
その直後、マディソンはコーナーフラッグ方向に向かいながらユニフォームを脱ぎ捨て、跪いて天を仰いだ。アンダーシャツには「RIP SOPHIE. I LOVE YOU」という文字が記されていた。
これは今年1月に小児がんで亡くなった5歳のソフィー・テイラーちゃんに向けたメッセージ。
2人はマディソンがノリッジ・シティに所属していた時から交流があり、レスター移籍後もその関係が続いていた。
試合中にユニフォームを脱ぐ行為は警告の対象となるため、マディソンには当然イエローカードが提示されたが、それを承知のうえで伝えたい思いがあったようだ。
試合後にはインスタグラムでも「ソフィー、君のためのFKだ。見ていてくれたんだろう」と投稿。亡き親友へビューティフルゴールとメッセージを捧げた。
総括(感想)
昨季降格することとなったレスターで10ゴール9アシストと孤軍奮闘の活躍を見せていたマディソン選手。
より周りに優秀な選手を揃えたトッテナムでの活躍が期待される中、たったの5試合でサポーターの心を完全につかむことに成功した。
最も欠かせない選手の一人となりチームと王様となっている。
新監督、新キャプテンの元、新生トッテナムで今季優勝争いに食い込めるかはこの男にかかっている。