こんにちは、YOSSYです!
今回はリヴァプールの「世界歴代最強のCB」、ファン・ダイク選手をご紹介します!
リヴァプールが一時代を築くうえで最後のピースとなったファン・ダイク選手ついて、プレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました!
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経歴
国籍:オランダ
生年月日:1991年7月8日(32歳)
身長:195cm
体重:92kg
クラブ経歴
・セルティック
2013年6月、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックへ移籍。
2度のリーグ優勝を経験し、2014-15シーズンにはスコティッシュリーグカップとの2冠を達成。
・サウサンプトン
2015年9月1日、プレミアリーグのサウサンプトンへ移籍。
移籍金は1150万ポンドで契約期間は5年。
2017年6月、リヴァプールから正式なオファーがあったものの、サウサンプトンはリヴァプールが不正な手段でファン・ダイク選手に接触したとしてプレミアリーグに報告した。結局、この夏のオフ期間にファン・ダイク選手が移籍する事は叶わなかった。
サウサンプトンでは、移籍問題の影響で、シーズン当初は起用されなかったが、リーグ戦35試合に出場した。
・リヴァプール
2017-18シーズン中の2017年12月27日、リヴァプールFCへの移籍が決定。
移籍金は7500万ポンド(114億円)とされ、2017年12月28日の時点でディフェンダーとしてはプレミアリーグ最高額での移籍金と報じられた。
1月5日、FAカップ3回戦のエヴァートンとのマージーサイド・ダービーで、リヴァプール移籍後初出場を果たし、終盤にはヘディングで決勝点を挙げ新天地でいきなりチームの勝利に貢献。
レアル・マドリードに敗れ優勝こそ逃したものの、UEFAチャンピオンズリーグ 2017-18決勝進出に貢献した。
2018-19シーズン、11月のプレミアリーグ月間最優秀選手に選出された。
12月20日のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦でチームの2点目のゴールを決め勝利に貢献(リヴァプール移籍後リーグ戦初のゴール)。
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント・ラウンド16のバイエルン・ミュンヘン戦のアウェーでの2ndレグでは、ジェイムズ・ミルナーのCKをヘッドで合わせて決勝ゴールを決め、更に1アシストの活躍でベスト8入りに貢献した。
シーズンを通じてディフェンスリーダーとしてプレミアリーグ全38試合に出場。
シティとのハイレベルな首位争いの中でリーグ最少失点を誇ったチームを牽引し、2019年4月28日にはPFA年間最優秀選手賞を受賞した。ディフェンダーが同賞を受賞するのは2004-05シーズンのジョン・テリー以来14年ぶりだった。
チャンピオンズリーグ決勝のトッテナム・ホットスパー戦ではソン・フンミン選手やハリー・ケイン選手らトッテナム攻撃陣を0点に抑え、リヴァプールの14年ぶりとなる優勝に貢献し、UEFAが選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選定された。
2019-20シーズン、コロナウイルスによるリーグ戦の中断で終盤は過密日程になったにもかかわらず負傷欠場は無く、加えて警告や退場による欠場も無くプレミアリーグ全38試合にフル出場。30年振りとなるリーグ優勝に貢献し、ガーディアン誌が採点したリヴァプールにおける優勝への貢献度の採点で、満点となる10を記録した。優勝チームでのフィールドプレイヤーの全試合フル出場はプレミアリーグ史上5人目の快挙であり、パス本数3257本も2位のロドリを大きく離してプレミアリーグ1位だった。
2020-21シーズン、2020年10月17日のエヴァートンFC戦で、前半11分にジョーダン・ピックフォード選手と交錯した際に右膝前十字靭帯損傷の重傷を負い、手術の為に2020-21シーズンの残り試合を全休。UEFA EURO 2020も欠場した。
2022-23シーズン、10月29日、リーズ戦での敗北により、チーム加入以来ホームスタジアムであるアンフィールドで出場した試合での無敗70戦という記録が途絶えた。
代表経歴
2015年10月、UEFA EURO 2016予選に臨むオランダ代表に招集され、カザフスタン戦にてフル代表デビューを果たす。
2018年3月26日のポルトガルとの親善試合で、代表初得点を挙げた。リーグ戦での負傷によりUEFA EURO 2020に参加出来ず。
2022年11月、2022 FIFAワールドカップに臨むオランダ代表に招集され、キャプテンとして大会に参加することが決定。
ベスト8進出に導いた。
プレースタイル
・メインポジションはCB
・爆発的なスピードと読みの良さ
リヴァプールはサイドバックが高い位置を取ることが多く、オーバーラップを得意とする左SBのロバートソン選手が明けた広大なスペースをファン・ダイク選手一人でカバーしている。
裏を取られても快速FW顔負けのスピードで追いつくことができ相手から簡単にボールを奪う。
また相手FWと2対1の不利な場面でもパスコースを切りつつ、シュートを打たれるタイミングでは一瞬で詰め寄りブロックしてしまう。
ファン・ダイク選手の素晴らしいデータは数知れず、チャンピオンズリーグを優勝した2018-19シーズンにはプレミアリーグで「タッチ数」、「クリア数」、「パス数」、「インターセプト数」で最多記録。
リーグ戦とCL併せて被ドリブル突破0という記録を残している。
・強靭なフィジカルにより対人戦最強
身長195cmという並外れた体格を活かし相手FWを吹っ飛ばす。
ボールと相手選手の間へ入り込む「身体の使い方」がうまい選手は多いが、ファン・ダイク選手はボールへいきながら同時に相手選手を吹っ飛ばし、自陣で危険に晒されない方法でボールを奪取する。
インターセプト数で年間一位に輝くなど記録を出している中ボール奪取についてはクリーンで、2023-24シーズン第三節で少し不満の残る状況で一発レットカードにより退場となったが、プレミアリーグ177試合目にして初めての退場であった。
・代名詞の高精度ロングフィード
足元の技術が非常に高く最終ラインから前線へ高精度のロングパスを通すことができる。
セルティック時代にはフリーキックを任されゴールを決めることもあり、キック精度にはもともと定評があったが、リヴァプールにとって欠かせない攻撃源となっている。
また、その足元の技術はDF時にも効果的である。
ボールを奪った後自陣内で相手選手に囲まれるケースが多い中、簡単にクリアするのではなく味方選手に的確に預けることができる技術に繋がっており決定的なカウンターを創出する。
市場価値
・2024年1月現在:3,200万ユーロ(51億2,000万円)
・2019年の1億ユーロがこれまでの最高額。
・世界最高のDFと評されるファン・ダイク選手。
当時DFとしてプレミアリーグ最高額での移籍金でリヴァプールへ加入したが、その金額に恥じないパフォーマンスを発揮している。
怪我に悩まされるシーズン以降、32歳という年齢もあり市場価値自体は徐々に落ちてきているが、実力自体の信頼は揺るがない。
年俸
2021年~(リヴァプール★最新) 20億8,500万円
2017年~(リヴァプール) 17億660万円
2016年~(サウサンプトン) 6億1,600万円
2015年~(サウサンプトン) 4億2,600万円
2014年~(セルティック) 1億6,100万円
リヴァプール内ではサラー選手に次いで2番目の高給取り。
それでもリヴァプールに来た年齢が26歳ということを考えると若くして名声を築いたのではなく、着実に実績と評価を高めた選手と言える。
エピソード
ファン・ダイクが12歳の時に父親が家族を捨てて出て行ってしまった。
母親一人で育てられ父親に対し現在でも怒りを感じているようで、その父親への確執からユニフォームへは「VILGIL」というファーストネームのみを入れていると言われている。
総括(感想)
当時DFとしてプレミアリーグ最高額でリヴァプールへやってきたファン・ダイク選手。
その金額に見合うか疑問視されていたがそんな下馬評を一蹴した。
フィジカル、スピード、セットプレー、フィードとすべてにおいて最強で個人的には歴代最強のCBとみている。
そろそろ年齢的な衰えも出てきてしまうかもしれないが今シーズンリヴァプールが優勝争いに食い込めるよう期待したい。